(いつもより早い朝)

07年5月8日「夏号」

家を出たとたん、涼風が緑と朝露の匂いをぼくのもとに運んできた。ビルにかかる少しの朝モヤが、ぼくを殺伐とした現実から引き離してくれる。年を重ねるごとに早く感じる1日の中で、一瞬の贈り物がぼくの今日を鮮やかにしてくれる。

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