(朝、歩いていて)

01年9月17日「幸せの定義」

眼鏡を外して歩くと、周りは美しいものばかりで幸せになります。しかし、すべてが美しく見えるこの魔法さえ効かないものがあります。それは「緑」。アスファルトを囲む雑居ビルの数々。たまに植えられた木々は、まるで多忙な企業の有休休暇のように、無意味に、申し訳なさそうにたたずんでいます。深呼吸をしても何の香りもしない。何の音も聞こえない。こんな場所に住み、ぼくらはどこに向かっているのでしょう?日本は生活しやすいかもしれません。でもそれは慣れてるだけ。どこの国と比べても、どこよりも無機質に生活をしている。幸せってなんだろう。

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