古代エジプトの歴史は紀元前3000年頃から紀元前30年頃までの約3000年という長い期間に存在しました。
現在、私たちがこの古代エジプトを学ぶ際、「マネトーの『エジプト史』」に従って王朝別にみていくことになります。
ここでは、ファラオ(「王」のこと)の順に歴史を見ていこうと思います。
次のファラオのうち何人を知っていますか。
アレキサンダー大王
クフ王
クレオパトラ
ジェセル王
ツタンカーメン
トトメス3世
ナルメル王
ハトシェプスト女王
ラムセス2世
(あいうえお順)
全部知っていたら、すばらしい。でも、5人以下なら、世界史の常識以下かも・・・それでは古代エジプトの歴史、始まりです。
0.先王朝時代
紀元前4000年頃、上エジプトにバダリ文化がおこり、以後ナカダ文化が発展し、一方、下エジプトではファイユーム文化、メリムデ文化、マーディ文化が次々とおこりました。紀元前3000年頃には、上エジプトに22、下エジプトに20の原始的小国家(後のノモス)が存在し、それぞれが地方神と旗標をもっていました。
その後に上下2つの統一国家が誕生しました。この時期、王朝はまだ誕生していなかったため、先王朝時代といわれています。
1.ナルメル王