ユビキタスとは?
ユビキタス(ubiquitous)は、近未来のネットワーク社会のビジョンを代表する言葉として最近よく使用され、ラテン語で「同時にいたるところに存在する」という意味です。そして、ユビキタス・ネットワークとは、いつでもどこにいてもネットワークを介してインターネットにつながることができるIT環境のことであり、「さまざまな機械」が「いろいろな方法」で「高速」に「インターネットに接続」されることにより実現されます。
「さまざまな機械」−家電製品、カーナビ、自販機、ビデオゲーム、デジタルテレビ、携帯電話、など
「いろいろな方法」−携帯電話網、ブルートゥース、CATV、電源コンセントなど
「高速に」−ADSL、FTTH、IMT2000など
「インターネットに接続」−IPV6
では、なぜユビキタスが注目されるのでしょうか。ユビキタスという言葉は耳ざわりがいいですが、実態は通信事業者・ITベンダーなど供給者側(サプライサイド)が主導するインフラ中心の理屈で、利用者の立場で何が良くなるのか、実は不明確です。しかし、IT革命に見られるように技術主導で社会が変わる時代でもあるため、ユビキタスというキーワードが社会を変える可能性は十分あります。現に、PS/2とiモードの接続、au携帯電話へのブルートゥース搭載機販売など、ユビキタスのビジョンが徐々に明確化されてきています。社会が変われば企業の事業環境、システムを取り巻く環境も変わるので、注意が必要です。ユビキタスのインフラのうち、もっとも早く普及しそうなのが、「高速に」=ブロードバンドです。
ブロードバンドは企業にとってどういう意味があるのでしょうか。政府のe−Japan戦略の重点政策の一つがブロードバンドインフラの整備です。これには、2005年までに、4000万世帯が高速インターネット網に常時接続できるようになるという目標があります。しかしその一方で、ADSLはこの一年間で利用者が235倍に急増、また、ヤフーが「東京めたりっく」を買収しADSL事業に新規参入するなどめまぐるしい動きがあります。今年は日本のブロードバンド元年になりそうです。では、ブロードバンドで社会がどう変わるのかというと・・・
@映画・放送など動画コンテンツをインターネットで楽しめるようになる。
A常時接続になり「もったいないからインターネットを使おう」という意識が働く。
つまり、個人がインターネットを利用する時間が増加すると考えられます。
【日本は世界一安くBBが利用できる?】
米国(ベライゾン) 6,136円
英国(BT) 5,900円
仏国(FT) 5,358円
日本(NTT) 5,750円
日本(ヤフーBB) 2,830円 (DSL料金比較)
【ユビキタス・BB情報】
●書籍 「ユビキタス・ネットワーク」野村総合研究所著
●web http://www.nikkei.co.jp/summit/ 世界情報通信サミット〜ユビキタス時代を拓く〜